11月の連休にとある舞台を見に東京に行ってきました。
3連休だったので2泊したかったのですが、ホテル代や飛行機代が高く、泣く泣く1泊に。

それでも充実した東京旅行だったので、今回はその中で訪問した「市谷の杜 本と活字館」についてご紹介します。

市谷の杜 本と活字館とは

「市谷の杜 本と活字館」は活版印刷と本づくりをテーマにした施設です。
場所は東京都新宿区市谷で、最寄り駅から大体徒歩10~15分ほど。
今回はJR市ケ谷駅から歩きましたが、なかなかの急な坂道を上ることになるので、歩きやすい靴で行くことをおすすめします…。

坂を上った後は開けた場所に出て、少し歩くとレトロな外観の「市谷の杜 本と活字館」が見えてきます。

実はこの活字館を訪れるのは2024年3月以来2回目の訪問です。
活版印刷が大好きなので、東京に行ったらまた行きたいと思っていました。

中に入ると受付で簡単に館内の説明を受け、あとは自由に見て回ることが出来ます。
入館料も無料で、見学だけであれば特に予約は必要ありません。

活版印刷の歴史を知る展示

1階には活版印刷に関する展示が並びます。
「文選」のコーナーでは、原稿の文字を膨大な活字の棚から探し出す体験がタッチパネルでできます。

活版印刷の時代は膨大な日本語をカバーするための大量の活字が必要なだけでなく、印刷する度に膨大な活字を棚から選んでセットする職人が必要でした。
素晴らしい職人技ですが、現代では活字も活字職人も必要ではなくなりました。

時代の流れでは仕方ないと思いつつ、当時を思うとせつない気持ちになりますね…。
今の印刷技術は過去の職人たちの時代あってこそなので、こうした施設で印刷の歴史に触れてみるのもおすすめです。

眺めるだけでも楽しい「箔」の展示

2階では企画展の展示があります。
私が訪問した2025年11月24日は「あつまれキラキラ★百箔繚乱」という「箔」についての展示が開催されていました。

本の表紙やパッケージで文字やイラストがキラキラしていると、思わず手に取ってしまうことはありませんか?
この展示ではそうした箔押し印刷に使われる「箔」が100種類以上展示されていました。

以前、職人さんが手作業で印刷している箔押しの印刷工場を見学した際、プレスする力加減も箔によって変えている、という話を聞きました。
これだけ種類が多いと対応する職人さんも大変だな…と思いつつ、きれいな箔を一度にたくさん見ることができて良かったです。

本と活字館の推しポイント

館内も落ち着くレトロな造りで、案内サインも活字になっているところが推しポイントです。
他にも、スタッフさんも活字愛にあふれた方々なので、忙しそうでなければお話してみるのも良いかもしれません。
(以前訪れた際は活字について話が弾んでとても楽しかったです。その節はありがとうございました。)

最後に

今回は飛行機の時間もあり長く居られませんでしたが、それでもこの落ち着いた雰囲気の中、活版印刷の歴史に浸れる活字館はやはり良いな、と思いました。
また東京に行く機会があれば訪問したい場所です。


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