ラナンキュラスラックスという花をご存じでしょうか。
花びらの表面にツヤがある華やかな見た目をしており、まるで「ワックスをかけたよう」であることから、「ラナンキュラス」+「ワックス」を組み合わせて「ラックス」と名付けられました。
ラナンキュラスラックスは比較的育てやすく開花期が長い球根植物で、春に咲く花の中でも特に人気があります。
秋に球根から芽が出始め、冬に緑が生い茂り、春にたくさんの花を咲かせます。
今年もそろそろラナンキュラスラックスの育成が始まる!ということで、今回は私が初めて球根から育てた際の成長記録を振り返りながらご紹介します!
夏越し、失敗したくない!
まずは夏の休眠期についてです。
花が咲き終わり、枝が枯れたら球根は休眠に入ります。
球根は掘り起こすか埋めたまま保管するかの2択あるのですが、植木鉢に埋めたまま保管することにしました。
土の中に球根だけを残し、枝や落ち葉を取り除きます。カビが生えると溶けて無くなってしまうので綺麗な状態にしておきます。
その後は日の当たらない軒下でほったらかしにするだけ!
ですが、夏越しは失敗することもあるそうで、夏の暑さや湿気によって傷んでしまうことも…
できるだけ風通しが良く、涼しい場所で保管しました。

生きてた!カラカラの球根からの芽吹き
10月下旬、最低気温が20℃を下回った頃。
ついに球根を目覚めさせるために水やりを開始します。
半年程放置状態だったので土はカチカチの状態になっていました。
そのまま水やり開始してもいいそうですが、なんとなく周りの土をほぐしてみました。
ふかふかの土に、肥料をまぜて球根に直接当たらないように周りに水を与えます。
ちらりと見えた球根はまるで漢方のように干からびており、本当に芽が出るのか・・・不安な気持ちになりつつ毎日様子を見ながら水やりを続けました。
球根が腐らないように、でも土が乾きすぎないように・・・
水やり開始から約2週間後。
朝、鉢をのぞくと小さな緑の芽が顔を出していました。数ミリほどの小さな芽でしたが、力強く生まれてくれました。ちょっと豆もやしみたいでおいしそう。
生きていることに安心しました。
冬の間もどんどん葉っぱが茂っていき、春に向けて頑張ってる姿に元気をもらいながら観察を続けました。
開花までの変化

3月初め
寒さが和らいだ頃、急に鉢の中がにぎやかになりました。もりもりの葉からは茎が伸び、蕾が膨らんでいます。
カビが生えないように枯れた葉っぱを取って通気を良くします。

3月中旬
ついに、1つ目の花が咲きはじめました!
濃い緑の中に輝く花びらが見えます。あの球根からここまで育ってくれたことに感動しました。

4月上旬
次々につぼみが開き、鉢の中が華やかになってきました。
咲いたばかりの花びらはしっとりとした色をしていますが、時間が経つと徐々に透明感が出てくる気がします。色や模様の違いを見つけるのも楽しいです。

4月末
花は少しずつ咲き切っていきましたが、終わったものは切り花にして室内に飾りました。
花瓶の中で2週間も元気に咲き続けていたのでびっくりしました。見た目は繊細なラナンキュラスラックスですが、パワーがある植物なんだなと感じました。
植えっぱなしで水やりだけ。
花期が長く、もりもり咲いてくれるラナンキュラスラックス。初心者でも楽しめました。
焦らずゆっくり!コツコツやれば気づきが出てくる
育てながら感じたのは、毎日観察するとなんとなく花や球根の状態がわかるようになることです。
最初は分からなかった水やりのタイミングや球根の調子が、前日との様子の違いからなんとなくわかるようになりました。
コツコツと丁寧に向き合うことの大切さを改めて感じました。
今年も春に向けて準備に取り掛かろうと思います。
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